アパートにお住まいで水漏れした場合の費用は誰が負担するのでしょうか。

台所のシンクに水を溜めながら作業していたら来客があった、ちょっと外出しなければならないことがあった、お風呂に水を張っていたら急用ができたなどは多くの方が経験したでしょう。私自身も経験しました。私の場合はシンクに水を出しっぱなしで出かけてしまい、キッチンがびしょびしょになったことと、二階の洗面所でタオルを入れたまま水を出しっぱなしにしてしまい、一階にまで水が漏れてしまったことでした。

一軒家の場合は自分だけが泣けばよい。

私の場合には一軒家に住んでいるために家族に文句を言われておしまいでしたが、アパートにお住まいの方はそうはいきません。ご自分で防衛手段を考えなければなりません。自分はそのような不注意はしないと自信が有る方も、人は不注意をおかしてしまうものです。

万一の時に備えましょう。備えあれば憂いなしです。

アパートで最新の機器を買う。

台所用品もお風呂用品も最新のものはすごいです。お湯が一定量になったら自動停止する・・・もはやすごいというひとも少ないでしょう。当たり前の機能になっています。しかしアパート生活をしている方がご自分で出費して最新の機器を買うことはほぼないといえます。

もしもご自分で購入した場合でも、万一の場合を考えるべきです。最新式の機械でも不具合が生じないという保証はありません。予期せぬ停電やコンピューターの異常などあり得るはなしです。

まずは大家さんに相談しよう。

昔から大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然・・・・と言いますが、さすがに現代ではこうはいきません。大家さんがどこに住んでいるのか分からない人も多いでしょう。少なくとも電話番号くらいはご存知でしょう。

大家さんではなく、不動産管理会社が賃借人(店子)とのやりとりをすべてすることも多いでしょう。この場合には管理会社の担当と話をしましょう。

何を話せばよいのか。

大家さんの場合でも管理会社の場合でもよいのですが、ご自分の住んでいるアパートの部屋で水漏れが生じた場合の費用負担は誰がするのかを聞きましょう。この場合問題になる水漏れはあなたの目に見える範囲の水道管だけでよいのです。

もしもあなたの見えない天井や床下の水道管からの水漏れの場合、あなたに責任が生じる危険性はほぼありません。

入居した時の契約書。

入居時に水漏れなどの費用について契約書で決めていることも多いです。この場合大家さんが保険で対処できるようにしていることもあります。

おそらくは入居者であるあなたが保険費用を負担するということになっているでしょう。

もしも保険で水漏れ全てをカバーできるような場合には問題ありません。枕を高くしてお休みになれます。保険が適用される期限もちゃんと見ておきましょう。入居した時の契約書が見つからない場合には少々問題です。大家さんとあなたの両方が契約書を紛失してしまうことはあまり考えられません。


契約書に水漏れの保険についても費用負担についても書かれていない場合。

善は急げ、です。すぐに大家さんでも不動産管理会社でもよいですから話し合いの場を持ちましょう。時間も労力も取られますが、いざという場合助かります。水漏れの可能性があるすべての場所をカバーできる保険に入りましょう。

保険は本当に必要か。

つい最近の話ですが近所の二階建てのアパートの二階から水漏れがありました。二階に住んでいたのはシングルマザーでした。深夜にお風呂に入ろうとしてお湯を出しっぱなしにして寝込んでしまったそうです。下の階には和食の店が開業していました。

和食店は天井から壁紙からふやけてしまい、およそ二か月もの間営業ができなかったそうです。アパートに入居する際に保険に入っていたのですが、天井や壁紙の補修費用はまかなえたのですが、和食店の逸失利益’(営業できなかったためにもうけられなかった利益・本来入るはずの売り上げ)の点でおおもめになり、裁判にまでなりそうだという話でした。

そうすると保険でカバーできる範囲を正確に把握しておく必要がありますね。

(水漏れを教えてくれるアラームと選び方のポイント)

高い保険料を支払っても、使わなければただの損ではないか。

そのとおりかも知れません。しかし保険というものはそのようなものだと割り切ることも大事です。保険を使わずに済めばありがたいものなのです。安心を追求すれば保険のオプションで追加項目の費用を支払わなければなりません。

記憶に新しいところですが、大津波によって火災が生じたケースがあります。津波による火災はオプションでなければカバーできない場合があります。さまざまな場合を想定して妥当な範囲で安心できる保険をかけるようにしたいものです。

三人寄れば文殊の知恵。

私たちには知らないことがたくさんあります。というよりは知っていることはほとんどないともいえます。もしも保険について詳しくない場合には色々な人に相談してみましょう。かならずよい知恵が見つかります。アパートでの水漏れの費用負担問題の場合、大家さんか不動産管理会社の担当・保険屋さん・あなたの友人などに相談すれば十分です。

とにかく早いうちにあなたのお住まいのアパートの契約書を確認してみましょう。少しでもわからないところがあれば、すぐに聞いてみましょう。

保険の守備範囲を広げる場合、いくらぐらいお金がかかるのか。

お金の問題は避けて通れません。具体的に考えましょう。あなたが、かなりゆとりがあれば別ですが、普通の暮らしをしている場合、なるべくなら保険は安く上げたいと考えるでしょう。とはいえ保険の守備範囲は広げようとすれば無限に広がります。

さきほどの階下での話ですが、店舗兼住居だったような場合には一時的にホテル住まいということもあり得ます。そして衣食住すべてを水漏れを引き起こした人が全てを負担する・・・ということもありえます。三食すべてホテルで飲み食いして請求書があればよく、衣料品も請求書ですべてオーケーというのは現実の話です。

寒気がしてなりませんが事実です。人の命はもちろん、アパートの部屋の近くで営業している住人がいる場合などは逸失利益の面も考慮して算定するのがよいでしょう。すべて合計すると年間で基本契約よりも千円から二千円のアップというところでしょうか。

(アパートでドラム式洗濯機が水漏れ!?(あわや賠償に))

なるべくならば、にこにこ過ごしたい。

アパートで水漏れしてしまい、費用で苦しむだとか、ほかの住人といがみ合うということは特別なことではありません。皆さんに起こりうる問題です。自分だけは失敗しないという考えは捨てましょう。私たちの身の回りには様々な経験の集積が豊富にあります。

最悪の場合を想定して防衛手段を講じておきましょう。そのためにはまず現在住んでいるアパートで水漏れがあった場合、だれがどこまでの費用を負担すれば足りるのかをしっかりと把握しておきましょう。それからがスタートです。

関連資料|水道の水漏れの直し方 ... 住まいる水道